基礎体温、測っていますか?
たとえば風邪をひいたとき、
ちょっと熱っぽいなと感じて熱を測る、など、
「通常の体温」と「体調が良くない時の体温」については
わたしたちは子供のころから、
「自分の体調を知る目安」として
認識しています。
その「日中の体温」とは別に、
実は、朝、起きたてのわたしたち女性の体温は、
ホルモンによって微妙に変化しています。
朝、起きてすぐの体温、「基礎体温」を測ることで、
わたしたちは、ホルモンの微妙な変化を知る
手掛かりをつかむことができるのです。
ポイントは
朝起きてすぐ、動き出す前に測ること
(おいしい朝ごはんはぜひそのあとで!)
トイレに行く、水を飲むなど、
起きたての状態で動きたくなるものですが、
「基礎体温」は、目覚めてから、動き出すまでに
測る必要があります。
(そして、睡眠は少なくとも4時間以上とったのちの
計測がよいとされています)
目覚めたら、起き上がらずにすぐに計測。
体温計は、寝る前にすぐ手の届く場所に置いておきましょう。
そして、できるだけ毎日一定の時間に測ったほうが、
細かな変化がわかりやすくなります。
測って、記録して、という作業になりますね。
最近では、Bluetoothなどの通信機能を持ち合わせた
基礎体温計も出ています。
測った記録を、iphoneなどにアップデートできる手軽さは
画期的!
朝の忙しい時間に「測って記録」はなかなか続かない、
という方は、そのような新しい体温計を
使ってみてもよいかもしれません。
いずれにしても、不妊治療中は特に、
基礎体温の記録をつけておくことをおすすめします。
自分の体のリズムを知ることはもちろん、
治療において、必要な情報を得るひとつの手掛かりにも
なるのです。
Copyright 2014 International Medical Center
2015-09-02
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