女性ホルモンと基礎体温
朝起きて動き出す前の体温、
基礎体温。
女性の基礎体温は、ホルモンの変化によって
微妙に変化します。
月経がはじまる頃から、排卵までは
(周期によりますが、28日周期の方の場合、だいたい14日くらい)
低温期が続きます。
排卵前あたりで、体温はいちばん低くなり、
その後、上昇していき、
2週間程度の高温期、
そして、次の月経時に向けて、また体温は下がっていきます。
この変化は、
エストロゲン
プロゲステロン
の、2種類の女性ホルモンによるもの。
エストロゲンは、
生理の終わり頃から、排卵前にかけて分泌が多くなります。
それにしたがって、基礎体温は低温期となります。
プロゲステロンは、
排卵後から次の生理にかけて分泌されます。
基礎体温は、高温期となります。
女性の体の中では、毎月、このサイクルが
繰り返されています。
継続して基礎体温を測ることで、
問題なくホルモンが分泌されているか、
それとも何か問題がありそうなのかを判断する
手掛かりがつかめるのです。
Copyright 2014 International Medical Center
2015-10-07
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