卵子提供での受精卵と子宮内膜の厚さ
卵子提供の場合、採卵までは卵子ドナーさんが、
それ以降の移植はクライアントご夫妻の奥様に実施することになります。
そのため、受精卵を迎え入れるために、子宮の状態を整えておく必要があります。
一般的に、移植の際の子宮内膜は、10mm以上あるのが良いとされ、
8mmくらいの場合、薄めだけれども移植をする、という選択がされる場合も。
移植時の子宮内膜については、より厚みがあるほうが、
着床、妊娠と進みやすいとされているのですが、
薄い場合でも(たとえば6mm程度)着床するケースも見受けられます。
着床、妊娠と進むには、子宮の状態だけでなく、
受精卵の生命力もとても重要な要素となります。
これまで、自己卵での妊娠が難しかった方が、卵子提供を受ける場合、
卵子ドナーのより状態の良い卵子の提供を受けることで、
生命力のより強い受精卵を移植することができるため
子宮内膜が厚くなりにくいケースでも、それまでの結果に比べると、
着床、妊娠しやすくなると言えるのです。
Copyright 2014 International Medical Center
2015-11-15
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